シングルビーム音響測深機

水深・水底地形を、航跡に沿って正確に記録したい

港湾・河川・ダム・漁港などの水域では、しゅんせつ計画や施設の維持管理のために水深データが欠かせません。しかし目視や単発の測深では、面的・連続的な水深の把握や、水深図・断面図としての成果化が困難です。PDR-8000Sは、調査船の航跡に沿って水底までの水深を連続的に測定し、水深図・断面図の作成につなげるシングルビーム音響測深機です。

水深の連続測定

音波を発振し、水底に反射して返るまでの時間から水深を自動的に算出します。

航跡に沿った断面記録

調査船の航跡に沿った海底地形断面を自動的に記録します。

水深図・断面図の作成

測定データをもとに、水深図や断面図などの成果を作成できます。

シングルビーム音響測深機 PDR-8000S

PDR-8000Sは、船底直下の単一方向に音波を発振し、水底からの反射時間から水深を算出する測深専用機材です。マルチビームソナーのような面的な地形把握ではなく、調査船の航跡に沿った線的・断面的な水深取得に向きます。

適用対象:港湾・岸壁、河川、ダム・貯水池、漁港などの水域における深浅測量

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PDR-8000S 一式

送受波器(トランスデューサー)を取り付けたポール、接続ケーブル、データ収録・表示を行う操作パネル一体型ユニットで構成されます。

  • 河川・港湾・ダム等の水深測量
  • しゅんせつ計画のための深浅測量
  • 施設維持管理のための経年比較データ取得

調査の進め方

1
事前協議

調査目的、対象水域、必要な成果物(水深図・断面図など)を確認します。

2
現地確認

水域の状況、航行条件、係留・進入経路を確認します。

3
計画

測線計画、機材構成、必要な調査船を策定します。

4
実施

調査船で計画測線を航走しながら水深を連続的に測定します。

5
解析

測定データを補正・整理し、水深図・断面図を作成します。

6
報告

成果品と調査結果をとりまとめ、報告書として納品します。

調査可能な条件・制約

適する対象・目的

  • 河川・港湾・ダム・漁港等における水深の連続測定
  • 調査船の航跡に沿った水底断面の把握
  • しゅんせつ計画・維持管理のための深浅測量
  • 定期的な測量による経年比較(堆砂・洗掘傾向の把握)

適用しにくい条件

  • 起伏の激しい地形や障害物の面的・三次元的な把握(線的な測深が主体のため)
  • ごく浅い水域や狭隘部
  • 強い濁度・流れが精度に与える影響
面的な地形把握や障害物の詳細確認が必要な場合は、マルチビームソナーやサイドスキャンソナーとの併用をご検討ください。測線の密度や測深頻度によって得られる情報の粒度が変わるため、目的に応じた機材選定・測線計画をご相談いただけます。

安全・品質管理:気象・海象の中止基準、位置情報との同期・校正方法、欠測時の扱いなどは現場条件に応じて事前協議で取り決めます。

成果品

  • 測点ごとの水深データ
  • 水深図
  • 航跡に沿った断面図
  • 調査報告書
  • 元データ

よくあるご質問

QPDR-8000Sとマルチビームソナーは何が違いますか?

PDR-8000は船底直下の単一方向を測深するシングルビーム方式で、航跡に沿った線的・断面的なデータ取得に向きます。面的な地形把握が必要な場合はマルチビームソナーが適します。目的に応じて使い分け、または組み合わせての調査も可能です。

Q河川やダムなど浅い水域でも使用できますか?

浅い水域や障害物の多い箇所では、事前に現地条件を確認したうえで適用可否を判断します。

Q水深図・断面図の納品データ形式は選べますか?

ご相談時に希望の形式(CSV、GISデータなど)をお知らせください。

ご相談時に分かる範囲でお知らせください

対象水域・調査範囲
想定水深
使用可能な調査船の有無
必要な成果物(水深図・断面図・GISデータ等)
調査希望日数・時期
現地条件(流速・潮汐・濁度など)
許認可の要否
解析・報告書の内容

PDR-8000Sによる水深測量をご検討の方へ

対象水域や必要な成果物によって、調査方法・機材構成は変わります。まずは調査目的や現場条件をお聞かせください。