システム機材

サイドスキャンソナーEdgeTech 4200MP

 

サイドスキャンソナーとは反射波の強さを可視化して表現させるもので、鉄や岩など硬いものからの反射波については強いため明るく、砂や泥など柔らかいものからの反射波については弱いため暗く表現されます。
一般的には海底ケーブルなど海底設置物の探査や、ロケットの残骸などの捜索に使用されます。
また、海底の性状を把握することもできます。 Edgetech社製サイドスキャンソナー4200MPの特徴は、フルスペクトラムチャープ方式およびマルチパルス(2種類のパルス発振)を採用し、S/N比向上と高解像度による高分解能を実現しています。
2周波を同時発振できるため、異なるレンジ幅(データ収録幅)を同時収録することができます。
弊社ではサイドスキャンソナー等の曳航用に、1,600mアーマードケーブル巻のウィンチも保有しています。

サイドスキャンソナー(Edgetech社製4200MP)の仕様




探査方法は船速3~5knotでソナーを曳航し、ソナー高度(海底からの高さ)が15~20mとなるようにウインチや船速を微調整して、データを収録します。
弊社では、敷設状況確認のための海底ケーブル調査や水産資源把握・推定・管理のための海底設置漁具(底刺網,カゴ漁具等)の状況調査に実績があります。