事業内容

OVERSEAS CASES海外事例

国外での探査事例をご紹介します

ガダルカナル輸送船探索と慰霊事業

令和5年度調査(令和5年4月9日~4月20日)

本調査は、2019年5月にガダルカナル島 (以下「ガ島」という) で実施した民間徴用船探索に続き、ガ島で補給作戦に任じ没した民間徴用船、ガ島周辺で沈没したイ号潜水艦の探索と慰霊、カミンボ湾にて撤退時に遺棄したと考えられる戦争遺棄物の探索を行いました。
ガダルカナル島の戦いで日本側は戦死者だけでなく兵員に多数の餓死者を出したため、略称のガ島をもじった餓島(がとう)とも呼ばれました。
サボ島周辺海域でソロモン海戦が第1次~第3次に渡り日米海軍の軍艦が戦闘、戦艦比叡と霧島を始め巡洋艦、駆逐艦を 24隻失いました。米軍も戦艦巡洋艦駆逐艦を日本海軍と同じ 24隻失いました。このサボ島周辺海域で先の大戦で日米の軍艦がし烈に戦ったのです。
艦戦に参加した元海軍がエスペランス岬灯標見れば命を懸けた海域ですから感無量になります。
  • 第1次ソロモン海戦:1942年8月8日~9日
  • 第2次ソロモン海戦:1942年8月23日~24日
  • 第3次ソロモン海戦:1942年11月12日~15日
  • サボ島沖海戦:1942年10月11日~12日
今回の探索は社会貢献の一環として、NPO「アジア太平洋英霊顕彰会」の委託を受け弊社が現場探索作業を行いました。
  • ガダルカナル島沈没船探索・慰霊報告書(PDF)

  • 読売新聞オンライン2023年8月17日掲載
    ガダルカナル島撤退80年、沈没した日本軍3隻確認
    https://www.yomiuri.co.jp/national/20230817-OYT1T50165/

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    沈没輸送船の慰霊と探索(ソロモン・ガダルカナル島)

    戦艦「比叡」慰霊と探索(ソロモン・ガダルカナル島)

    平成29年度調査(平成29年11月13日〜11月24日)
    海外で沈没した戦艦で唯一沈没位置が不明である戦艦「比叡」の沈没位置を把握すると共に、戦艦「比叡」戦没者の英霊を顕彰し洋上慰霊を行いました。

    2017年8月14日 読売新聞掲載



    ガダルカナル慰霊調査

    平成26年度調査(平成26年10月)
    太平洋戦争中において、陸戦と海戦が繰り広げられたソロモン諸島ガダルカナル島の慰霊巡拝に参加しました。


    慰霊・ご遺骨情報収集調査(インパール作戦地)

    平成28年調査(平成28年1月6日から1月12日まで)
    太平洋戦争時実施されたインパール作戦撤退地で戦没した将兵の慰霊とご遺骨情報収集調査を行いました。


    トラック島旧海軍沈没艦船調査(ミクロネシア・チューク州)

    ミクロネシア連邦チューク州(旧トラック島)は世界最大級の環礁に囲まれた美しい島です。しかし、第二次世界大戦時には日本軍の太平洋における最重要拠点のひとつとなり、アメリカ軍からの攻撃を受けました。その時に沈没した艦船が今も数多く残されています。

    平成25年度調査(平成25年8月29日〜9月9日)
    平成24年度調査にて未発見であった第29号駆潜艇の沈没位置を探索・特定することと油漏れしている艦船の予備調査を実施しています。調査は継続中です。

    平成24年度調査(平成24年7月1日〜7月10日)
    トラック島(ミクロネシア連邦チューク州)の夏島(DUBLON)および冬島(UMAN)周辺海底を対象に撃沈等された旧日本軍艦船と航空機の位置情報を正確に把握するために調査を実施しました。



    戦艦「陸奥」

    日本周辺海域に先の大戦で沈没した艦船「陸奥」を鎮魂の意味と記録を残す観点から実施しました。
    2005年8月 山口県柱島沖水深約40mの海底に今も眠る戦艦陸奥をとらえたもので、この調査結果は2005年10月31日発行の読売新聞(夕刊)に掲載されました。


    ミャンマー国ヤンゴン港航路改善情報収集・確認調査における地形測量(河床・海底地形調査)
    及び地形測量(横断測量)

    調査期間:2015年


    仏国ローヌ川デルタにおける浅海域堆積地形調査

    調査期間:2015年


    珍島・済州島間ロック・バーム工事測量

    調査期間:2010年~2012年