AGS 社長 Blog

2025.10.24 瀬戸内国際芸術祭で訪れた「大島」

10月、秋の瀬戸内国際芸術祭に参加し、香川県の「大島」を訪れました。
この島は、かつてハンセン病患者の隔離施設があった場所です。
レストランも売店もなく、観光地とは異なる静けさが漂っていました。
大島は、約90年もの間、ハンセン病患者を隔離し続けたという重い歴史を持っています。
その事実を目の当たりにし、怒りや悲しみが込み上げてきました。
インフルエンザよりも軽い症状であったにもかかわらず、なぜ隔離という厳しい措置が取られたのか…現代の知識では理解できても、心から納得することはできません。
今では、島に暮らす人々は静かに人生を送っています。
芸術祭という文化の場を通じて、こうした歴史に触れることができたのは、非常に意義深い体験でした。